パターン2 ①「誰が」を決めていないあなたへ

― 「そのうち考える」のまま、止まってしまう事業がある ―

はじめに

「子どもに継がせるつもりはない」
「本人の意思をまだ聞けていない」
「そもそも、継がせるほどの仕事かどうか…」

頭のどこかでは気になっていても、
“後継者を決める”ということは、とても重い決断です。
だから、つい後回しになってしまう。

でも――

「決めない」という決断は、往々にして最悪の決断になること、経営者のあなたならわかっているはず。

それでも、「決めていない人」が多数派です

後継者が決まっている企業は、わずか約4割。

日本政策金融公庫が2023年に行った調査によれば、後継者が決まっている中小企業は全体の41.3%にとどまります。
裏を返せば、約6割の企業が「誰が継ぐか決まっていない」もしくは「自分の代で廃業するつもり」ということです。

出典:

日本政策金融公庫「2023年度 中小企業の事業承継に関する調査」(PDF)


そう、あなただけではないのです。決められないのは普通のこと。でも、動き出さないままでは何も準備できない、というのもまた事実です。

「そのうち」は、ある日突然やってくる

体調の変化、家族の事情、取引先の変化、思いがけない事故…

いざというとき、「誰が」「何を」「どう引き継ぐのか」が決まっていなければ、事業はピタリと止まってしまいます。

このシリーズでは、こんなことをお伝えします

  • なぜ人は、後継者を決められないのか?
  • 決められないままにしておくと、何が起こるのか?
  • そして、動き出すために、今できることとは?

次の記事からは、2つのステップでお届けします

■ 前編|決まらない後継者、進まない準備

なぜ「決められない」のか。どんな事情や迷いがあるのか。
そして、後回しにしている間に起きてしまう現実についてお話しします。

■ 後編|“決められない”を動かす第一歩

「誰に継ぐか」だけではなく、「どんな視点で考えるか」「どう選ぶか」
行動を後押しする小さなステップをご紹介します。

今はまだ、無理に決めなくていい。
でも、「どう向き合うか」を考え始めるだけで、状況は変わっていきます。

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【前編|決まらない後継者、進まない準備】

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